品質管理が柴山がにの質を向上させる
従来、水揚げされたかにの区別は、その漁港独自のタグにあります。
「間人かに」は『緑色』 、 「津居山かに」は『青色』 、といった感じです。しかし、これまで柴山漁港でのタグは存在しませんでした。 その理由は、柴山では厳密な審査のもと活ガニを、他地域に類を見ない細分化したランク分けを行なっています。そのため、どこからどこまでを「柴山かに」と定義づけるかが難しかったのです。
厳密で繊細な品質管理がかえってタグづけの壁になっていたのです。
ところが2003年11月より柴山港でもタグをつけることとなりました。
品質管理の厳しい柴山漁港では細かくランクづけされた松葉かにの中でも上位ランクにのみ 「柴山かに」のタグ、『ピンク色』 をつけるように定義づけられました。